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ASI120MC-S + Raspberry Pi2 で星空定点撮影

ASI120MC-S Raspberry Pi 2 Raspberry Pi 天文 宇宙

allskyについて

アルデバラン食20170109

以前に書いた記事で載せた動画は、MBAoaCapture というソフトを使って撮影していました。 ASI120MC-Sのフレームレートは、100μsを切ることもあるので、ちょっとした長さの動画でも、すごいデータ量になるので、 ライブビューをしながらタイミングを見計らってシャッターを切っていくほうがデータ容量を圧迫しないで使える気がします。

ただ、この方法は流星群などの長時間の天文現象の撮影や、日常的な星空撮影には少し面倒に感じることも多いはずです。 そう思う人は他にもいるようで、githubに定点撮影用のプログラムがありましたので、それを使ってテスト撮影してみました。

thomasjacquin/allsky

このallskyでは、Raspberry Pi に ASI系のカメラをつなげて、コンパイルしたプログラム(コマンド)を走らせると定点撮影をしてくれます。 コンパイルには少し時間がかかるので、インストール作業は事前にやっていた方が良いです。

テスト撮影の様子

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この画像は、テスト撮影日の次の日の朝に撮った画像です。

テスト撮影日の夜中から天気が悪くなる予報が出ていたので、 適当なアクリルカバーをかぶせています。 それから、本当は、モバイルバッテリーから給電をして、独立状態にしたかったのですが、 充電が足りなかったので、コンセントからの給電にしました。

そして、当日もうひとつの問題が発生!

allskyのプログラムが、撮影した画像を上書きしかしてくれない…。 定点観測用に作られたプログラムのようなので、 おそらく、撮影画像を残していくような設定があるはずですが、 時間もなかったので、下記のプログラムを一緒に走らせてテスト撮影しました。

テスト撮影の結果

10秒露光の10秒間インターバル撮影だったので、計4154枚ありますが、そのうちの2枚を載せます。 設定を詰めれずにテスト撮影に入ってしまったので、若干ホワイトバランスがおかしいです…。

この画像は、設置直後の撮影画像なので、アクリルカバーを通していない画です。

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小三つ星も写っているので、まぁまぁといった感じでしょうか。

アクリルカバーを付けた後はこんな感じです。

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思った以上に、Raspberry Pi のインジケータのLEDが反射してしまっています。 インジケータ部分は何かで隠すようにしたほうが良いみたいです。 それと、カバーは半球状のものが手頃な価格で売っているのでそちらを使うべきでしょう。 それから、撮影した画像で、ほぼ1枚おきに画像下部に黒帯が付いてしまいました。 おそらく、変なタイミングでコピーがかかってしまった画像ということだと思います。 このあたりは、いろいろと改善の余地がありそうです。

ということで、設定を詰めれば星空定点撮影には使えそうですね。

余談ですが、この情報を今年のしぶんぎ座流星群前に知っていたのですが、その準備をする時間がなかったんです。 そのせいで、寒空の中、しぶんぎ座流星群を5、6時間撮影することになりました。 しかも、今年のしぶんぎ座流星群はそれほど活発でもなかったですしね!