2020/04に思ったことまとめ(みんなで溺れる、音楽は縦ノリで聴くなど)
5月に入って、すでに半月近く過ぎてしまったので、さっくりと書き残しておこうと思います。 実のところ、GW中に途中まで書いてて、裏取りしなきゃで放置していた記事がどこかへ行ってしまったので、今回は裏取りなしで思ったことを書いていきます。 今回のトピックは以下の通りです。
- みんなで溺れる
- トップは損な役回り、低きに流れる
- 音楽は縦ノリで聴く
みんなで溺れる
最近の情勢で外出自粛が続いていますが、周りを見ると、外出自粛自体というよりは付随する経済活動の自粛が結構厳しそうだなというのと、そろそろ限界かなという感じを受けます。先に自分の立場を述べると、1ヶ月強は在宅勤務になっていますが、給料は満額支給されていますし、以前とあまり変わらずにやらせていただいている状況です。
自分が通っている美容院は緊急事態宣言あたりで、一旦休業になりましたが、4月下旬には、感染予防対策をして、営業再開していたっぽいので、大変そうです。近くの中華料理屋さんも、1ヶ月くらい閉まっているので、大変だと思います。
ということで、今月14日くらいで緩和するところは緩和するで行きそうな雰囲気になっていますね。個人的には、今回の緩和の要因は、効用のある薬や検査方法がいくつか出てきて、それぞれ承認や認可がされ、ある程度のバックアップが用意できたからだと思っています。「みんなで溺れない」ためには良いかなと思っています。
あと、これらに関して思うことがもう一つ、県境を越えて、遊興施設等に行っているのは、社会的な「バグ」なので、しょうがないです。そのバグのために、他多数が不利益を被って、自粛の緩和ができないのはしょうもない気がするので、気にしなくてよいかと思っています。特に、遠出をしてまでパチンコに行っているは依存症なのでは?と思っています。
とは言っても、高齢者や子供は怖いなと思うので、 地域自治や家族・友人自治 でなんとか乗り切って欲しいですね。
地域自治は、大型商業施設が再開するまでは、商店街等の自治が機能すると思っていて、買い物時間の区別とかは商店街レベルでなんとかするのかなと思っています。(ちゃんと拘束力のあるものを行政がすればよかったのではとは思いますが)
家族・友人自治は、買い出しに複数人で行くとか、遠出するとか、そのあたりを自治できるのかなと。山梨のあたりであった件とかも、一緒に遊んだ友人たちとかは違和感を感じなかったのかと…。
あと、最後に思い出したのですが、こういう災害とかがあると、ナーバスになりすぎる人が結構いるなという印象を受けます。これからも、何度も何度も災害があると思うので、その度にナーバスになっていたら、大変そうな気がします。
トップは損な役回り、低きに流れる
私は教訓をアニメから受けたことが多くて、それぞれ「東のエデン」と「攻殻機動隊」で得た教訓で、
トップは損な役回り
これは、実際には「東のエデン」での主人公・滝沢朗のセリフで、
「この国には頭のいい連中がいっぱいいるのに損な役回りする奴がいないんだ。」 *1
ストーリーを見ると、この役回りをするのは首長ということになるのですが、今回の情勢で、ニューヨーク州のクオモ知事の対応を見てて、これを感じました。この言葉自体は、首長が損をしてしまうというマイナスな印象を受けますが、損な役回りをできるような首長であれば、それは優秀な首長ということの裏返しのような気がします。
People will die if we get cocky about reopening.
— Andrew Cuomo (@NYGovCuomo) April 22, 2020
To those who are upset about our careful approach — don't blame your local official. Blame me.
上記ツイートの、 「Blame me」 のところですね。
あと、「東のエデン」からは「お金の貰い方」という教訓も得ていて、とても良い作品です。
低きに流れる
こちらは、「攻殻機動隊」のアニメシリーズの2シーズン目25話での、クゼ・ヒデオという人物の発言の一部で、
「だが、そんな彼等も一度口当たりの良い情報に出会うと、やはり都合の良い方向へと簡単に流れていってしまう。人間は元々低きに流れる様に出来ている物らしい。」 *2
これは、最近の「自粛警察」や、山梨の件でもあった「私刑」を見ていて思い出したことです。赤の他人が外出自粛をしなかったことは糾弾できるほどの情報だったのかと思います。
音楽は縦ノリで聴く
最後は、コロナとは関係ない、軽い内容です。
私自身、学生時代からよく音楽を聴いていて、街中で音楽を聴いている人たちの中に、縦ノリで聴いている人を見かけることがありました。 正直、私は、外では他人の目もあるからおとなしく聴いたほうが良いのでは、と思っていました。 ただ、大学時代に、その考えはある程度変わって、聴いている音楽に対して、縦ノリできるくらい没頭できているのは幸せなことだなと思うようになりました。
先日、YouTubeで以下の動画を見かけて、このことを思い出したので、書き残しておきます。
最後に
下書きを Scrapbox で書いて、こちらに移すのが大変にストレスを感じる。