妄想インスタレーション - 電線(電柱)マッピング
ここ1年くらい、外を歩くときに妄想しているインスタレーション。
モチベーション
何事もモチベーションが大事ということで。以下2つ。
- 景観遺産
- 企業広報(特に電力関連会社)
まずは1についてです。ここ数年どころの話ではないけども、「無電柱化」という動きが様々な地域で実施段階に移行していると感じます。 1年前ほど前には、そんな機運を高めようとして開催された写真コンテストがプチ炎上したりと、この話は時々話題に上がります。 もとを辿ると、例えば京都の歴史的な景観の中に、電柱や電線が入っていると興ざめだから、電柱を地中に埋めれば、万事解決だねみたいな話だった(小中学校の社会の教科書で読んだ程度の知識)と思いますので、方向としてはよい方向であると思っています。コスト面などを見ると、全国すべての地域で地中化されることにはならないと思いますので、日本で「電柱(電線)全滅」はまだまだ先の話かなと思います。ただ、そうは言っても電柱(電線)のある景観は少なくなっていきますので、インスタレーションとしてそういう景観を印象的に残す妄想をしてました。
次に、2について。電気事業法改正などによる電力自由化により、電力を商品にする企業は増えましたし、発送電分離も2020年に控えているので、広報としての需要はあるのかなと感じます。 関係ないですが、電線保守をしている作業員、最後は一家団欒みたいな構成のCMって陳腐ですよね。
イメージ図
ここでさらっとイメージ図です。
商店街っぽいです。道沿いに遠近感を持って見えるので、動きが早いものが見たい気がします。
ビル背景は絶滅危惧種感ありそうです。電線が重なる部分は色々と使えそうです。電線に囲まれた隙間に絶縁体のフィルムでも貼ればスクリーンにもなりそうです。そう考えると、2本くらい並行に走る電線にフィルムも行けますね。
いずれにしろ、電線のライトアップではないので動きもの(流れもの)がよいです。
技術的なところ
電線に対してなので、光量と視認性からすると、レーザーなんだろうなと漠然と考えます。ただ、電線にレーザーを当てることについて、発熱とか大丈夫なんだろうかと疑問に思います。
おわりに
電線にレーザー。多方面、折衝が面倒だとは思います。