minidoxをビルドした備忘録(材料調達等)
今朝、minidoxをビルドして、キーマップ等の調整などが一通り終わったので備忘録を残します。
minidoxできた。オタクっぽくpcbもpromicroも真っ黒。一番内側の親指キーは1.25u、1.5u、2u試したけど1.5uがバランスよい。 pic.twitter.com/3Xpc9bmvws
— uitspitss (@uitspitss) 2018年7月20日
始めに
この記事は順を追って行くビルドログではなく、材料調達やビルド時の注意点等を書きます。 なお、私がビルドしたときには、以下のビルドログを参考にしてビルドしました。 日本語のビルドログではないですが、写真多め、キャプション短めなので、特につまるところはなかったです。
MiniDox Build log/guide
imgur.com
あと、お決まりごとですが、 この記事の内容を参考にしてビルドした場合でも、動作の保証はできませんので、必ず自己責任で実施してください。
材料調達編
- PCB(基板)
minidoxでググっていたら profet keyboards が出てきたので、 ここで購入しました。 今回は、自分で電子部品を調達したかったので、私はPCBだけを購入しましたが、 電子部品入りのオプションもあるようなので、電子部品選びが不安な人はそちらを選んだほうがよいかもしれません。 (その電子部品の色等の詳細が商品ページでは分からないところがちょっと…)
配送は東京に10日くらいで届きました。
- キーキャップ
- キースイッチ
- Pro Micro
- ダイオード
日本発送で早く来る TALP KEYBOARD で購入しました。最近、仕入れられている Pro Micro が黒色のものに変わっていたので、ラッキーでした。 talpkeyboard.stores.jp
冒頭の私のツイートでも触れていますが、内側の親指キーは1.5Uが個人的にはベストです。
- TRRSジャック
- RESETスイッチ
今回は、Digi-Keyで購入しました。PCBのRESETスイッチ部分のランドの間隔が3.5mmでばっちりでしたが、 正方形型のスイッチだったので、PCBから少しはみ出る感じになりました。 なので、3.5mmで横長なスイッチのほうが収まりが良さそうです。
- ケース
Cases/Minidox at master · dotdash32/Cases · GitHub
このリポジトリのMinidox Plate.dxf
とBottom.dxf
を遊舎工房でレーザーカットサービスを利用してカットしてもらいました。
どちらもガラスエッジのアクリル3mm厚で発注しました。
ガラスエッジは、↓のツイートがきっかけ。
ガラスエッジなMiniDox
— ないん (@pluis9) 2018年4月19日
キレイ🤩 pic.twitter.com/AC6seNclui
3mm厚でも、キーキャップをはめるときに、気持ちたわんでいた感じがしたので、2mm厚は強度的にさらに厳しそうな感じがします。
- スペーサー
- TRRSケーブル
M2のスペーサーとTRRSケーブルをAmazonで購入しました。
- チルト用のボルト
近くのホームセンターでM6のボルト(とスプリングワッシャーとナットがセットになったもの)を購入しました。 このボルトの頭に3Mの「しっかりつくクッションゴム(7.9mm径)」を貼ってグリップが効くようにしてます。 長さはMAXで30mmのものを購入しましたが、ErgodoxEZと比較すると少し物足りないチルト具合です。 倍くらいの長さがあってもよいかもしれません。このあたりはいくらでも融通が利きますね。
ビルドアドバイス編
一枚のPCBを犠牲にしてしまったので、それから得た教訓などを。
- ダイオードの足の折り曲げ間隔は8mm
ベンダーを使って折り曲げました。
- Pro Microのはんだ付けは最後
作っている最中にも分かりますが、Pro Micro を先につけてしまうと、キースイッチのハンダ付けができなくなる箇所がありますので…
- 右手用のPro Microは裏向きになります。
適当な動画を見ながら作業していたら、左手用も右手用も同じ向きにつけてしまって、Pro Microを頑張って外しましたが、無事PCBが死んでました。 死んだのは、最上段の内側4キーの疎通がテスター確認で取れなくなってしまいました。
- キースイッチのハンダ付けは後悔しないように少し盛り気味につける
キーキャップを外すときにバリッとキースイッチの足のハンダが外れたりしても、おそらくPro Microの裏になる2箇所は簡単には修理できないと思います。 もっとも、修理する時間ももったいないので、私はキースイッチのハンダは最初から少し盛り気味でつけています。
最後に
キーマップについても書こうと思いましたが、分量が多くなってきたのでまたの機会に別の記事として書きます。 そもそも、まだテスト運用してるくらいのマップなので、もっと鍛錬します。